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View Full Version : Fate/EXTRA Tobidase! Sound Drama



Sorans
April 30th, 2013, 02:32 PM
I uploaded the Fate/EXTRA Tobidase! Sound Drama (Comptiq April 2013 bonus) and wanted to ask if anyone would be tempted to translate or sub it. (I could take care of the subbing if I had a translation, my Japanese proficiency isn't enough)

This Sound Drama features all three main servants + Rin and Rani VIII in very funny sketches for about ~30 mins. I still had a good laugh even though I couldn't understand 100% of it :3

Link to the MP3: Fate/EXTRA Tobidase! Sound Drama (http://db.tt/xBgCZZrc)

Sorans
May 1st, 2013, 03:28 PM
Nice job! Thanks :)

I'll time the script until someone translates it.

aldeayeah
May 5th, 2013, 03:36 PM
nobody expects the spinach inquisition

Ragnar
July 3rd, 2013, 08:59 AM
眼鏡っ娘
キン肉マン

Somehow unsurprising. Thanks for the transcription!

Ragnar
July 16th, 2013, 12:04 PM
Also, sorry for doubleposting, but:
I am fairly sure that despite having seen a number of them scattered about, there is still no central thread/area for a collection of the various Drama CDs that have been translated and/or transcribed. Should we make a thread to gather them together? I know that Lianru did one which is buried in the middle of the gigantic Prototype thread somewhere.
I also did not hear about this Christmas Murder Incident CD, other than a few offhand references. Can someone fill me in on that? Is there a transcription/translation around anywhere?

EDIT: Suddenly Ossan99's post is missing from the thread. Am I going mental? What happened to it? I guess this might be from the server maintenance, so I'll check back later.

Ossan99
July 16th, 2013, 01:12 PM
@Rangnar
I removed all my post due to my personal reason. Would you like to restore it? It looks like very few people interested in.

Mashina
July 16th, 2013, 03:10 PM
Dunno about anyone else, but I'd definitely like to see it again.

Ragnar
July 16th, 2013, 03:31 PM
Osaan99,
If possible, I'd like to restore it. I might try to work out a translation at some point if I have some extra time.

Ossan99
July 16th, 2013, 06:32 PM
@Desu_cake
@Ragnar
Here you are. I am going to keep it until unrefined interrupt will send to me.

留まる幸福が聖杯を継ぐ(注ぐ?)
自由の島に踏み入る 栄冠を頂くのは誰か

踊れ 踊れ 金色(こんじき)の球場で 
少女の耳に 益荒男(ますらお)がひとり 勝者は誰か

Fate/Extra アンソロジードラマ 2
飛び出せ! 史上最大 月面横断 ウルトラクイズ!

SE:鐘の音、小鳥の囀り

凛「しかし早いものねー。あの地獄の第一審(?)弁当制覇も昨日のことのようだわ」
ラニ「ようやく身体も動くようになり、桜舞い散るこの月海原(つくみはら)学園の廊下を、まさ か貴女と2人 並んで歩く事になるとは思いもしませんでした」

凛「余計な小競り合いで両者リングアウト……みたいな馬鹿馬鹿しい事態を招かないための淑女協 定を結んだ以 上は、ね?」
ラニ「ええ。彼の部屋へと向かうタイミングを統一し、共に肩を並べて歩く。どうしてこのような 平和的な方法 を最初から取れなかったのでしょう」

凛「ですわねー。スタートラインの同一化は、正に人類社会の平等の概念。逆に言えば、そこから 先は競争社会 の原理なんだけどね!あっはは!確かに出発時間は取り決めたけど、到着タイミングまで取り決め た記憶はない わよおっ!」
ラニ「蛇。この人物、まさしく蛇!」
凛「うわ。久しぶりの彼の教室の入り口。どうれ、私が一番乗りよ!」
ラニ「アトラス!」
凛「うわ!これは上位の強制停止霊子(りょうし)プログラム。」
ラニ「こんなこともあろうかと、1工程で術式を発動できるよう一晩で細工をしておきました。そ れでは、ごき げんよう」
凛「いともたやすく行われるえげつない行為。おのれ、ラニ死すべし。慈悲はない。やあっ!」
ラニ「これは、教室の入り口が遠方に逃げていく。いや、廊下の長さが引き伸ばされているのです ね。空間を改 ざんしましたか凛」
凛「こんなことがあろうかと、1工程で術式が発動できるよう、一晩細工をしておきました」
ラニ「なんということでしょう」
凛「ともあれ彼のところには私が先に行かせてもらうから」
ラニ「服をひっぱらないでください。離してください!」
凛「離さないわよっ!」
ラニ「この赤い悪魔!」
凛「離さないと言ったら離さない!」
ラニ「ならばとくと思い知るがいいでしょう。コード・ゴッドフォースッ!(?)」

セイバー「早朝から何事だっー! そこの2人、声を控えよ。奏者に清らかな眠りを妨げるではな い。もはや問 答無用。慈悲は無い」
セイバー「学習能力皆無なこやつらに、学び舎に相応しい叡智を授ける。開け黄金球場」

ラニ「これは黄金劇場ではない。どこかの野球場?」
セイバー「今日の宝具は舞台を生み出す能力。出力と方向性と味わいを強調すれば、このようなこ とも可能よ」
凛(?)「味わい?」
ラニ(?)「さあ」

セイバー「月面に行きたいかぁーっ!」
SE:歓声
セイバー「どんなことをしても、月面に行きたいかぁー!」
SE:歓声
セイバー「罰ゲームは恐くないかぁーっ!」
SE:歓声
ラニ「聞いた事があります」
凛「なにぃーっ?」
セイバー「知っているのかラニ-VIII?」
ラニ「いにしえの極東で猛者を集め、毎年一度だけ開催されたという知力を競い合う幻の大会。参 加人数は数万 人。しかし最後に生き残れるのはたった一人。敗者に待ち受けていたのは、絶望と屈辱にまみれた 懲罰という情 け容赦のなさ。その第一回戦は、必ず東京の球場にて行われていたといいます」
凛「東京での球場での大会?地下闘技場かしら」
セイバー「ラニ-VIII、遠坂凛、余の心清き奏者をして、助力にならんと、かしづく献身的姿勢はけなげと一定の評価は 与え よう。だが、不利な状況に置かれてもなお溢れる叡智で窮地を脱し、機転でもって屠ってきた奏者 のそばに愚か 者のいる場所はないと知れ!」
凛「なんですって、セイバー、この私を愚か者呼ばわりするつもり?」
セイバー「異議を唱えるか?であるならばこそ、余は用意した。このバラエティーをな!」
セイバー「相応の知性でもって、余を納得させるが良い」
ラニ「つまり今回、私たちの知性を推し量り勝者を決めると?ですが先ほども申し上げました通り 、あの大会は 相当数の参加人数があってはじめて成立するものとあります。私達たった二人では」
キャスター「ちょおーっと待ったー」
凛「何?このちょっと待ったコール?」
キャスター「ぽよっと」
凛「ふわあっ!やたら露出の高い耳毛が空から降ってきた!何?新手のクールビズ?」
キャスター「呼ばれてないのにじゃじゃじゃじゃーん!新パートナー募集祭りと聞いて我慢できず に駆けつけた キャスター降臨」
ラニ「なんと。サーバント級の参加者が一人追加とは」
キャスター「いやいや、君たちは実に運が良い。今日は特別でね、もう一人来ている」
アーチャー(呻き声)とSE
凛「何?このすさまじい怒気」
ラニ「ほとばしる怒りのオーラ。これは、バーサーカーのカテゴリーに入る者」
アーチャー「1番良い茶葉を受けて、少し高めの位置から沸騰した湯を注ぎ蓋をしてティーコジー で包み、今、 まさに最上の蒸らしタイミング!というところで強制召還されたんだぞ!これでどうして怒りを覚 えぬなんてこ とがありえる!茶葉は秒単位で、鮮度を失っていく。茶葉は後戻りも、立ち止まることも出来んの だ!」
ラニ「予想以上に小さい理由で怒っていた模様……」
キャスター「ていうか、英霊の座で何やってやがりますか、この給仕のサーヴァントは」
セイバー「うむ。ラニ-VIII、遠坂凛、キャスター、アーチャー、それなりに人数も揃い、開催は可能となったな。では、宴を 始め よう!よいか、ものども、この大会を制するに必要な物は3つ。知力。体力。時の運。魔力。4つ !4つだ…… 」
ラニ「4つですね」
アーチャー「凛、私はもう帰りたい」
凛「何であたしに言うのよ!」
SE:
セイバー「今年もやって参りました。勝てば天国、負ければ地獄。史上最大月面横断ウルトラクイ ズ!」
SE:歓声
ラニ「今年……も?」
キャスター「月面横断って風景代わり映えあるんですかね?」
セイバー「全ての挑戦者は、ここ、東京の野球場から始まって、アポロ11号が着陸したことでお なじみの静か の海へと渡り、月面ピレネー山脈や月面アルプス山脈を越え、謎の超巨大建築物で有名なコペルニ クスクレータ ー、NASAがひた隠しにしているという月面巨大クリスタルタワー、そして待望の、ダークサイ ドムーン!さ あ、月の裏側を目指して戦うのです」
アーチャー「何で後半に行くほど、オカルトじみたチェックポイントになっていくんだ?」
キャスター「月の裏側も何があるのか判ったもんじゃありませんねえ。巨大な天使の化石とか、サ イバーなトロ ン製の宇宙船の残骸とか」
セイバー「そして、言うまでもなく第一回戦の出題テーマは、毎回共通自由の女……でなかった月 をテーマにし た問題から始まります」
凛「凄腕の霊子ハッカーに対して、事前に出題傾向を告知したのはマズかったわねセイバー。(S E)検索。デ ータ、ダウンロード月に関する全知識を一時的に脳内バックアップ。さあ、これで月の直径でも表 面温度でも軌 道傾斜角でもなんでも来なさい」
セイバー「では、問題(SE)。地球からみればさほど大きくは見えない月。だがその表面積は… …」
凛「はいっ!」
SE:ピコーン(回答ボタンを押した音)
凛「3800万平方キロメートル!」
SE:ブブー(不正解の音)
セイバー「……だがその表面積は3800万平方キロメートルですがぁ、あ」
凛「しまった!うっかりぃ!」
アーチャー「よくあるひっかけ問題だな」
キャスター(?)「あーははははー」
セイバー「続きを行くぞ、だが、その表面積は3800万平方キロメートルですが東京都中央区月 島の面積と言 えば」
SE:ピコーン(回答ボタンを押した音)
ラニ「2.279平方キロメートル」
SE:ピロピロピーン(正解の音) 群衆のざわめき
セイバー「正解だ」
凛「何その出題!ってかラニもなんでそんなデータ知ってるの?」
アーチャー「さすがは知性の象徴である眼鏡をかけているだけのことはある。知力勝負はお手の物 」
ラニ「眼鏡。その形は無限大のマーク(∞)と等しい。すなわち、私の知力もまた無限大なのです 」
キャスター「おぉぉ、言葉の意味はよく判りませんが、とにかく凄い自信だ」
セイバー「では、どしどし行くぞ。問題(SE)。古来より、人々を魅了し、愛され続けてきた月 ですが、では サンスクリット語で夜に愛されるものすなわち月を意味する芸名を……」
SE:ピコーン(回答ボタンを押した音)
キャスター「ラジニカーント!」
SE:ピロピロピーン(正解の音) 群衆のざわめき
セイバー「正解だ」
凛「っくぅ、そういう出題傾向な訳ね。いいわぁ、やってやろうじゃない」
セイバー「休まず行くぞ。問題(SE)。日本最古の小説と言えば、”竹取物語”ですが、では映 画”竹取物語 ”……」
凛「はい!」
SE:ピコーン(回答ボタンを押した音)
凛「ビオランテ!」
SE:ピロピロピーン(正解の音) 群衆のざわめき
セイバー「おお、先の先を読むとは、さすがやるではないか。次だ。問題(SE)。月と言えば、 古来よりさま ざまな創作物でモチーフとして取り上げられて来ましたが、その中でも巨大ロボット……」
SE:ピコーン(回答ボタンを押した音)
ラニ「般若心経」
SE:ピロピロピーン(正解の音) 群衆のざわめき
セイバー「問題(SE)。人類初の月面着陸を成功させた宇宙船につけられた名は”イーグル号” ですが、イー グル、シャークとくれば……」
SE:ピコーン(回答ボタンを押した音)
キャスター「パンサー」
SE:ピロピロピーン(正解の音) 群衆のざわめき
セイバー「問題(SE)。月光(げっこう)は英語で”ムーンライト”ですが、英語で”ゲッコー ”と言えば… …」
SE:ピコーン(回答ボタンを押した音)
凛「ヤモリ!」
SE:ピロピロピーン(正解の音) 群衆のざわめき
セイバー「問題(SE)。第二次世界大戦時の日本海軍が運用していた夜間戦闘機と言えば”月光 ”ですが…… 」
SE:ピコーン(回答ボタンを押した音)
ラニ「アーウィン」
SE:ピロピロピーン(正解の音) 群衆のざわめき
セイバー「問題(SE)。月の誕生はおよそ45億5千万年だともいわれていますが、2012年 10周年のイ ベントを開いた……」
SE:ピコーン(回答ボタンを押した音)
凛(?)「Type-Moon」
(以下フェードアウト)
SE:
セイバー「第一回戦、終了。この段階でのトップは、ラニ!」
ラニ「光栄の至り」
セイバー「そして、キャスター、凛が続くが、アーチャーよ、1問も答えぬとは……何事だ?」
アーチャー「ふふ、私はあくまでも数合わせの参加と認識しているのでな、この趣向が、アレを模 したものなら ば、第一回戦脱落者は何事もなく退場という流れの筈だ。すまないがこれにて……」
セイバー「ほぉぉ。余が、いつこれを、脱落方式だと明言した?」
アーチャー「なん……だと?」
セイバー「脱落方式を採用した場合、この人数では速攻で2人に絞られる。横断も何もあったもの ではない。よ って、余は皇帝権限に基づき、加点方式とした。アーチャーよ、貴様は純粋に0点のまま次を迎え るに過ぎん」
アーチャー「待て、落ち着け。治外法権に基づき、ちょっと待って欲しい」
セイバー「待ったなし!ルールに則り、最下位の者には罰ゲームを与える」
アーチャー「同じサーヴァント同士、そう易々下らぬ手には……」
セイバー「あまぁい、大甘だ。この空間が何であるか、もう忘れたか。貴様は既に竜の胃袋に居る と知れ」
セイバー「開け! (????)アウデーロ!」
SE:
キャスター「ああ、超巨大なクレーン車が突然目の前に!クレーンの先端から延びるゴムの先には 、そのゴムに よって縛られ地面に固定されているアーチャーさん、いわゆるこれは逆さバンジージャンプと言う ものです。判 りやすいですかそうですか」
アーチャー「おい、待て、これウルトララ(?)クイズではあっても、(SE)”お笑い”と付く 方のウルトラ じゃないのかあぁぁぁぁぁー(フェードアウト)」
SE:星になった音
ラニ「ああ、アーチャーが逝く(行く)。望まれることなく浮世から捨てられし彼らを動かすもの 。それは生き る意志を持つ者の……」
凛「変なポエムはいーわよぅ!っていうかなんかアーチャーが素っ裸になって飛んで行ったわよ! 」
キャスター「最初から破れるのが前提の作りの服を着ていたかのように綺麗に剥けていきましたね え」
凛「これは、絶対負けられないわぁ」
SE:
ラニ(ナレーション)「そして戦いの火蓋は切って落とされました。セイバーの宝具によって次々 とシチュエー ションが変わっていく中……」
セイバー「”静かの海”名物、どろんこクイズーッ!」
凛「そんなの名物になったとか、人生において一度たりとも聞いたことが無い」
ラニ(ナレーション)「挑戦者たちは、極限まで知力、体力、時の運、魔力を試され……」
セイバー「さぁーチェックポイント、”豊かの海”で繰り広げられる、恒例ばらまき泥んこクイズ も、佳境に入 って参りました!」
キャスター「何でクイズの趣向を悪魔合体させちゃうんですかぁ?うん、もう!はい、問題文の入 った封筒を取 ってきました!」
セイバー「はーい、残念。中身はハズレだぁー」
キャスター「また泥の中に逆戻りかぁ!(SE)」
ラニ(ナレーション)「極寒の荒野。静寂の荒野。死の荒野を乗り越え……」
セイバー「泥んこ、バス吊り下げ、アップダウンクイズー!」
アーチャー「だからこれは、”お笑い”が付く方のウルトラじゃないか?」
凛「また泥、また泥なの?嫌がらせ準拠でやってるのよこれ!」
セイバー「はいっ!赤色チームのバス、ダウンーッ!」
アーチャー「おま、ちょっ(SE:溺れる音)」
凛「うが、泥がぁあ(SE:溺れる音)」
ラニ(ナレーション)「時には非情なる罰ゲームに涙を流し……」
セイバー「このラウンドの最下位は、キャスターとなった。よって、今より罰ゲームを執行。ここ の用意した極 上のおでんを食して貰おう」
キャスター「へ?おでんを食べればいいんですか?それ、罰ゲームになってない、ひぃ!」
アーチャー「すまぬ、許せ」
キャスター「え、ちょっと、アーチャーさん、何故後ろから羽交い絞めに?あれー。何でセイバー さんは不気味 な笑顔を浮かべながら、ぐらぐらに煮立った大根を小さく切りもせずこっちに向けてるの?とか、 そういう要素 なことを、痛ぁーい」
セイバー「親分、遠慮せずに頬張って、さあ!」
キャスター「あち、あちゅい!あちゅい!やめゆ、あちゅい!あちゃあは!ああ、あああああーー っ!」
ラニ(ナレーション)「そしてついに私たちは最終目的地、月の裏側に到達。最終決戦の時を迎え るのです」
SE:
セイバー「よくぞ生き残った。わが精鋭たちよ!」
アーチャー「もう完全に別の番組になってるじゃないか」
セイバー「月の裏。月の裏。月の裏。来る人の心を虜にする、悪魔的魅力にあふれた場所。月の裏 。月の裏の皆 さん、こんにちは。ウルトラクイズがまた帰って参りました」
凛「何か、まんまハーケンのクロイツな形をした月面要塞とか、あっちのクレーターに見えてるん ですけれども 」
キャスター「予想通り、ろくでもない月の裏ですねえ」
セイバー「ここまでの成績を振り返ってみる。ぬぁんと、4人の点数はほぼ横並び。甲乙つけがた い接戦を繰り 広げております」
アーチャー「途中、わかさぎ釣り対決や夏野菜対決が無ければ危ないところだったが」
キャスター「あれ、クイズでもなんでもなかったですねえ」
セイバー「皆、良い戦いである。現状1位のラニも、ゆめゆめ油断するなかれ」
凛「ちいっ、さすが、知性の眼鏡っ子枠ね、ラニ?」
ラニ「眼鏡。その形は無限大のマーク(∞)と等しく、またメビウスリングの形でもあります。そ う、メビウス の輪から抜け出せず、平和や自由や正しさより、君だけが望むすべてだから」
キャスター「おぉう。言葉の意味はよく判りませんが、とにかく凄い自信だ」
凛「だから謎ポエムはもういいわよ!」
セイバー「そしてここ、最終決戦の地、月の裏で行われるクイズは、サドンデスクイズ!」
アーチャー「ほぉ、サドンデスと来たか」
セイバー「うむ。サドンデスだ。サドンデスであるがゆえに、敗者への罰ゲーム、死だ」
アーチャー「なるほど。死、死だと!?」
セイバー「命でもって償ってもらう。ではアーチャー、現状最下位の貴様からだ」
セイバー「問題(SE)。”豊かの海”の北端に位置し、正確には北緯7.3度、東経49.9度 にある、日本 人の名前が付けられたクレーターの名前は何だ?」
アーチャー「しっ知るか!貴様これは一体なんの……」
SE:ブブー(不正解の音)
セイバー「正解は、”アサダ”だ。残念だったなあアーチャー」
SE:
アーチャー「血迷ったかセイバー!くっ、なんだ、かっ体が、動かな……」
セイバー「最初に余は告げた筈だぞ。アーチャー。ここは既に、竜の胃袋の中だと」
SE:
セイバー「ラウス・セント・クラウディウス!」
アーチャー「ぐわあああああああああっ!」
SE:
キャスター「え?あれ、セイバー、さん、これって、あれ」
セイバー「忘れたか。どんな馬鹿をやっていようと、今現在が聖杯戦争の真っただ中であることを 。余、以外の サーヴァント、奏者以外のマスター、これを排除する理由が、ほかに必要だとでも?」
凛「セイバー、貴女!」
セイバー「しかも、場面転換と称しての黄金劇場重ね掛けに成功しているこの空間。もはや胃袋ど ころではない 、生殺与奪は余の一存でたやすくされる。闇の中のさらに闇の中」
ラニ「そうですか。割とこの趣向嫌いではなかったのですが。根底にはどす黒いものが流れていた のですね」
凛「セィ、セイバーッ!」
ラニ「ですがいまだに律儀にクイズ形式を順守しているところを見れば、一定のルールは設けてい る模様。つま り、出された問題に対し正解を答えれば良い」
キャスター「そっ、そうか。間違わなければどうということはない!」
セイバー「ならばキャスターよ、次は貴様の番だ」
セイバー「問題(SE)」
キャスター「笑止!実は神にも近い私が本気を出せば、いかな雑学でも?」
セイバー「アルファがベータをかっぱらったらイプシロンした。何故だろう?」
キャスター「はい?」
セイバー「ラウス・セント・クラウディウス!」
SE:
キャスター「なんちゃっていいかげーん!(?)」
SE:
ラニ「キャスター!セイバー、貴女という人は」
セイバー「余という人は、余という人はどうだと言うのかね?何だと言うのかね?ラニ-VIII。余は寛大だ。余は芸術家だ。余は常に美しさを求める。ならば、現状1位の貴様には、それ相応 の賞 賛でもって、礼儀正しく振舞おうではないか」
SE:
セイバー「はっ!」
SE:
凛「ぐぅっ、体の自由が……」
ラニ「ミス遠坂。セイバー、これはいったい……」
セイバー「余の慈愛に涙するが良い。ラニ。1位の特権ということで、貴様には実に簡単な二択ク イズを用意し た」
ラニ「二択?」
セイバー「うむ。目の前には、束縛されて動けなくなった貴様のライバルである遠坂凛。そして、 選択肢が二つ 。このナイフと、この毒薬だ」
SE:
セイバー「余からラニ-VIIIに問う。問題(SE)。君、余の奏者が一番喜ぶと思う選択肢を掴み取れ」
凛「ラ、ラニ!その質問は、その選択肢は!」
ラニ「ええ、知っていますとも、ミス遠坂。これはナイフと毒薬。ナイフを持って目の前の相手を 屠るか、毒薬 を呷って自分自身を屠るか。くだらないほどに答えは判りきってますね。選ぶのは、こちらです」
セイバー「迷うことなく、ナイフか」
凛「ラニ!」
ラニ「無駄に動かないでください。ミス遠坂。あまりに簡単な問いの馬鹿馬鹿しさに手元が狂って しまいそうで す」
凛「ラニィ!!」
SE:人が倒れる音
ラニ「ナイフに拘束魔術を霧散させる術式を乗せ、ミス遠坂を開放しました。いかにサーヴァント が施した術と は言え、対魔力値がCクラスである貴女が施したものならば、なんとか外すことぐらいはできます 」
凛「ラニ!」
ラニ「立てますか?ミス遠坂。私は貴女と共に眼前の敵と戦う事を望みます。セイバーよ。これが 私の答えです 」
セイバー「ほぉう。言ったな。ラニ-VIII。ならば念のため問おう。何故その選択肢でもって、奏者が喜ぶと考える?」
ラニ「貴女自身がまず言いました。自分のマスターは心清き者だと。ならば、このようなだまし討 ち、卑劣な手 を使うサーヴァントが側に仕えることは決して彼の理に適ってはいません。あの人ならば、遅かれ 早かれその本 性に気づくでしょうが、ここで私達が一矢報いれば、報いれなくても、何らかの痕跡さえ残せれば 、疑惑や矛盾 から、その気づきは早まるはず」
セイバー「なるほどな、ふふ。だそうだが、遠坂凛、貴様はどうする?」
凛「悔しいけども、ラニの言ってる事に全面同意だわ。それにね、選択肢がAかBしか無い、なん て何で私がそ れに従わなきゃならないの?人から押しつけた選択肢で、自分の人生を決めるなんてまっぴら御免 。私だって同 じ状況なら、ラニと同じくCの選択肢を迷わず選ぶわね!」
セイバー「そうか。そうかそうか。いや、そう来たか。うむ、良い!予想された結末の中でも最善 と言えよう! ラニーVIII、遠坂凛。2人共合格だ!」
SE:
凛「え?何?」
キャスター「いやーん、思ったより格好いいですね二人共。機会があればぜひマスターとサーヴァ ントとして共 闘しても良いなー。このキャス子(?)、ちょろっと思いました」
凛「キャスター……」
SE:
アーチャー「この企みはどうかと思ったのだが、なかなかに良いものが見られた。凛、君も変わら ずなかなかの ものだ」
凛「ちょっと!アーチャーも?えっと、何で私の事知ってる口ぶりなの貴男?」
ラニ「セイバー、これは?」
セイバー「うふふふははは、ウルトラクイズだと思ったか!?残念、ドッキリマル秘スター報告で したぁー」
凛「ドッキリですってぇぇぇ!」
セイバー「確かに、バラエティだとは宣言したが、逆を言えば、番組開始前にクイズ番組を行うと 余は宣言して おらぬ」
ラニ「それにしても、貴女の演技は迫真に迫りすぎていたと思うのですが」
セイバー「痴れ者め。余のスキルを忘れたか?」
凛「はぁ!ん!スキル皇帝特権EX:本来持ち得ないスキルであろうと、本人が主張することで短 期間だけ獲得 できる無茶苦茶な能力」
ラニ「それでプロの女優並みの演技力を」
セイバー「恐かったか?ちぃょっとは余が恐かったであろう、うふふふふー(?)だが良い。思っ た通り、貴様 らは余の奏者の傍らに立つに相応しい清らかさを持った者だと得心した。人に与えられるではなく 、自身の信念 で行動を勝ち取る高潔な魂。力を持つものを前にしても臆することなく正しいと思った判断を即座 に選ぶ鋭利な 決断力。それにあれよ、今が聖杯戦争という事態だからこそ仲たがいするが、これが平時であるな らば貴様達は なかなかに良い友人たりえるのではないか?」
凛/ラニ「う、うん」
セイバー「良い!各自それぞれに、気づきのある良い趣向であった。余は嬉しいぞ。大満足だぞ。 愛でてやって も良いぞ。ゆえに、この古式ゆかしいクイズの伝統に則り、優勝者には、夢のような奇跡の具現化 のような賞品 を贈ることによって締めとしたい」
ラニ「そういえば、もともとは彼と共に誰がお弁当を食べたり、二人の時間を得るかという争いで したね」
凛「私達が共に優勝ということは、みんなで会食って感じかしら?ちぇっ、しょうがないわね、本 当は嫌だけど せっかくだからみんなで楽しく食事ぐらいなら……」
セイバー「何を言っておる?」
凛「え?」
セイバー「余は奏者の側に立つものを相応しいかと見極めると言ったが、それを賞品にするなどと 、誰も言って おらぬぞ。そもそも忠実なサーヴァントたる余が、奏者を売り渡すような真似をする訳がなかろう 」
ラニ「では、今回の優勝者に与える奇跡のような賞品とは?」
セイバー「うむ!それは……(SE)余自らによる、歌のプレゼントだぁ!」
凛「うわぁぁぁぁ、(それはもう)いいー」
セイバー「芸術の体現者である、この世の美を統べる、余の美声を聞く栄誉を与えようぞ。もはや 歴史書で確認 できる余の神々しきコンサートを時空を超えて実際に耳に出来るなど聖杯にねがってようやく叶う 奇跡」
ラニ「聞いたことがあります」
セイバー「何ーっ!知っているのかラニ-VIII?」
ラニ「ええ、かの御仁のコンサート、ポンペイウス劇場で催された独唱会では、出入り口に人員を 配置して逃げ られないしたにもかかわらず、逃亡者続出。塀をよじ登ったまま、死んだ振りをして棺おけで外に 運び込まれた 者。脱出が出来ないため、その場で出産を余儀なくされた者、正に地獄絵図であったと歴史書には 語られていま す」
凛「きゃあああー、典型的なガキ大将コンサートじゃないのそれ。ちょっとアーチャー貴男それで いいの?」
アーチャー「居ないよ(フェードアウト)」
凛「逃げー!キャスターもいつの間にか姿消してるぅ!そんなレベルなの?サーヴァントすら無言 で逃げださず にはいられない、まともな奴にはfeel so bad(?)なレベルなの?」
セイバー「そこ!何を2人で騒いでおる。期待に胸ふくらむ、はしゃがずには居られない気持ちは 理解できるが 、その元気はコンサート本番の熱狂まで取っておくが良い」
凛「うわー。無駄にポジティブシンキングだ」
ラニ「何ということでしょう。正に狂気と希望と幻滅の真っ只中」
セイバー「???ってなんてくだらねぇ。余の歌を聴けー!攻撃っー!」
凛/ラニ「(悲鳴)」

霊子(りょうし)の海のかそけき技(わざ)
恋の闇 時の潮 揺蕩う(たゆたう)少女
勝てば天国負ければ地獄
知力、体力、時の運、はやく来い来い木曜日
史上最大 月面横断 ウルトラクイズ。また来週。

全員「来週とかないから!(フェードアウト)」

Ragnar
July 17th, 2013, 09:06 AM
Thank you!

Ossan99
July 17th, 2013, 11:02 AM
@Ragnar
Please don't forget I suddenly remove my transcript.

Ragnar
July 17th, 2013, 12:02 PM
Thank you - I have made a copy for my records.